国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 北海道の酸性硫酸塩土壌のペドロジ-とエダフォロジ-

作成年度 2003年度
論文名 北海道の酸性硫酸塩土壌のペドロジ-とエダフォロジ-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 ペドロジストシンポジウム「我が国の酸性土壌のペドロジ-とエダフォロジ-」
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/04/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
抄録
酸性硫酸塩土壌は、イオウ化合物により強酸性を呈するか、放置し、酸化すると強酸性になる土壌である。そして一般に、海岸沿いの低平地あるいは干拓地などの現世に生成した土壌である。しかし、近年、大型機械による大規模な切土をともなった土木工事(例えば、改良山成工による農地造成、客土材の採取、あるいは道路の造成やダムの築造)において、海成層よりなる台地や丘陵地ばかりでなく、火山性の土層においても酸性硫酸塩土壌が出現し、時には農業上の被害が発生している。この土壌(土層)は成因や生成年代が異なっても一括して酸性硫酸塩土壌と総称されていたが、成因などの要因で包括的に分類することは、この土壌の存在予測、ひいてはこの土壌による被害の未然防止にも資するものである。そこで、農業基盤整備工事などで、見出された酸性硫酸塩土壌を、成因や生成年代で区分し、その分布と性状とともに、この土壌(土層)への対策事例(①酸性硫酸塩土壌の露出した法面緑化、②基盤整備で発生した事後対策、③十勝泥流地帯での暗渠管閉塞の対策)を報告した。
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