作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 豊平川における河畔林伐採と生態環境との関係 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2004年度河川技術に関するシンポジウム -新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム- |
誌名(No./号数) | 2004年度・河川技術に関するシンポジウム・河川技術論文集・第10巻 |
発表年月日 | 2004/06/10 ~ 2004/06/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)開発工営社 | 三田 賢哉(MITa kenya) |
環境研究室 | 喜澤 一史(KIZAWA Kazufumi) |
環境研究室 | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
抄録 |
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豊平川は、大都市札幌のほぼ中心部を流れる河川であり、普段は市民の貴重な憩いの場であるとともに、鳥類や魚類等の生息場所として貴重な空間である。しかし、その一方で、洪水時には莫大な被害をもたらす可能性を持つ急流河川であるため、床止工の設置、流路の直線化、護岸工による河岸や堤防の保護など、様々な治水対策がとられてきた。それらの対策のうち、治水安全度が不足している箇所の河畔林(主にヤナギ類)は、今まで年度毎に区間を決め皆伐が実施されてきたが、1990年代後半からは、生態環境等に配慮して河畔林の伐採方法には間伐が採用されるようになった。ただし、どのような伐採を行えば、生態環境(鳥類や魚類等の生息環境)への影響を最小限に抑えられるのか、河畔林の生態機能の評価は未だ十分に検討されていない状況にある。このような背景を踏まえ、本研究では、河畔林生態機能の維持に必要な管理指標を抽出するため、豊平川の河畔林環境を整理した上で、河畔林と動物(本研究では鳥類と魚類が対象)の生態環境との関係を調査・検討した。 |
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