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発表 平成15年8月出水における額平川の崩壊地とその要因について

作成年度 2004年度
論文名 平成15年8月出水における額平川の崩壊地とその要因について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 2004年度河川技術に関するシンポジウム -新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム-(河川技術論文集Vol.10)
誌名(No./号数) 2004年度・河川技術に関するシンポジウム・河川技術論文集・第10巻
発表年月日 2004/06/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
環境研究室村上 泰啓(MURAKAMI Yasuhiro)
環境研究室中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto)
環境研究室高田 賢一(TAKADA Kenichi)
抄録
2003年8月9日から10日にかけて,停滞前線及び台風10号による豪雨が北海道太平洋沿岸に大きな被害をもたらした.なかでも,額平川流域では4、000箇所を超える崩壊地が発生するとともに,膨大な量の土砂や流木が河道やダム貯水池に流出し,大きな社会的関心が寄せられた.日高地方の斜面の崩壊要因については,昭和56年洪水時の日高沿岸部の表層崩壊について調査した遠藤らの報告,日高山脈の地形要因,長期的な水文要因とダム堆砂の関連を整理した大山らの報告があるほか,沙流川の試験流域の表層崩壊地を過去1万年間に噴出したテフラを指標として整理した清水の報告がある.しかしながら,本報告の事例は沙流川流域全般にわたり短時間に崩壊地が拡大し,山間部の基盤岩地質の斜面崩壊が大規模に起きたもので,これまでに解析されてきたものとはやや様相が異なると考えられる.今回,リモセン画像で判読された結果に基づき,崩壊地の関連要因を検討した結果を報告する.
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