作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 湿原の環境と水循環 |
論文名(和訳) | Environment and Hydrologic Process in Wetland |
論文副題 | |
発表会 | 2004年度(第40回)水工学に関する夏期研修会 |
誌名(No./号数) | 2004年度(第40回)水工学に関する夏期研修会講義集 |
発表年月日 | 2004/07/29 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
抄録 |
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環境の保全や復元が叫ばれる中、北海道の北部に位置するサロベツ湿原も例外ではなく、面積の減少とともに乾燥化に起因するササの侵入によって湿原独自の植生の喪失が懸念されている。サロベツ湿原ではその特徴ともいえる高層湿原が広がる原生花園ビジターセンターで、ササの急激な拡大が報告され、その保全策が望まれている。この主な侵入要因としては、これまでの調査から周辺地下水の低下が影響していることが考えられる。 そこで本研究では、過去と現在におけるササの侵入領域を特定するため、航空写真と衛星画像からササ地と湿原植生の判読を実施した。また、既往データの整理から、湿原周辺に流れるサロベツ川の融雪時期における河川水位・流量が低下し、更に積雪量の減少もみられたことから、このような流域水循環の変化が地下水へ与える影響について感度分析的にシミュレーションを行った。 |
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