作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 河川の水理条件による河道内樹木の稚樹定着抑制 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2005年度河川技術に関するシンポジウム-新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム-(河川技術論文集Vol.11) |
誌名(No./号数) | 土木学会水工部会 |
発表年月日 | 2005/06/09 ~ 2005/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道コンサルタント | 伊木 千絵美(IKI Chiemi) |
環境研究室 | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
抄録 |
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豊平川(北海道札幌市)を対象に,樹木が少なかった改修工事前(1972)と改修工事後(1995、2003)の空中写真から樹高および樹林面積の変遷図を作成し,樹林面積の拡大している地点を選定した.選定地点の横断図から河床地形の変化および平水位と低水路内最大河床高との比高を各年代で求め,変化の過程を検証した.現況地形の横断測線上において、樹木調査と不等流計算を行った.中洲裸地部に稚樹が分布する測線を対象に稚樹の推定樹齢を計算し,稚樹が定着し始めた2002年~2004年までの種子散布期冠水頻度,成長期冠水頻度,年最大無次元掃流力,比高を求め,稚樹の生育地と立地環境について因子分析を行った.稚樹の定着には種子散布期冠水頻度が影響しており,この期間の流量を調節することで稚樹の定着を抑制できる可能性のあることが示唆された. |
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