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論文投稿 衝撃荷重を受けたRC梁のひび割れ補修前後における残存衝撃耐力

作成年度 2005年度
論文名 衝撃荷重を受けたRC梁のひび割れ補修前後における残存衝撃耐力
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第51回構造工学シンポジウム
誌名(No./号数) 構造工学論文集Vol. 51A
発表年月日 2005/04/04 ~ 2005/04/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
構造研究室西 弘明(NISHI Hiroaki)
三井住友建設(株)三上 浩(MIKAMI Hiroshi)
抄録
本論文では、衝撃荷重載荷によって1度損傷を受けたRC梁のひび割れ補修前後における耐衝撃性を把握することを目的として、曲げ破壊型RC梁を用いた重錘落下衝撃実験を実施し、損傷部の補修前後における衝撃耐力等の補修効果について検討を行った。その結果、以下のようなことが明らかとなった。1)1次載荷後の静的耐力は処女載荷時よりも向上する。2)1次載荷後の静的耐力に対して、ひび割れ開口部を補修することによる耐力向上効果は損傷程度が小さい場合には多少期待できるが、顕著なものではない。3)補修の有無によらず、各応答波形の周波数特性や応答振幅は同程度であり、初期の耐荷力や曲げ剛性は確保されている。4)ひび割れ部を補修することによって、ひび割れの分散効果やコンクリートの剥落防止効果が期待できる。
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