作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 水素吸蔵合金アクチュエータを活用した海水交換装置開発に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第13回地球環境シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/07/14 ~ 2005/07/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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港湾研究室 | 長谷 一矢(HASE Kazuya) |
抄録 |
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港湾や漁港においては、防波堤の整備や港域の拡張を進めてきたが、その一方で港内の閉鎖性が高まり、水質悪化などの問題が生じてきている。この対策としては、外海水を港内へ導入する海水交換が有効であり、これまでにも波浪力を利用した海水交換型防波堤やポンプ動力を用いた海水交換などが開発・利用されてきた。しかし、海水交換の安定性やランニングコストの面で課題が残っている。一方で、地球環境悪化やエネルギー資源枯渇等が問題となっており、自然エネルギーや再生可能エネルギー等の新エネルギーの開発利用が積極的に進められている。この二つの背景から、本研究では、自然界から得られる温度差エネルギーを利用すべく、温度差から動力を発生する水素吸蔵合金アクチュエータを活用した海水交換装置の開発を進めている。この装置は、安定的かつ低ランニングコストで海水交換を可能とするばかりか、地球環境に無負荷であるという特徴を有する。 |
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