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発表 ランブルストリップス設置による事故対策効果について

作成年度 2006年度
論文名 ランブルストリップス設置による事故対策効果について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成18年度全国大会第61回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 2006/09/20 ~ 2006/09/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地交通チーム浅野 基樹(ASANO Motoki)
寒地交通チーム平澤 匡介(HIRASAWA Masayuki)
室蘭工業大学斎藤 和夫(SAITO Kazuo)
抄録
北海道は、広域分散型社会を形成し、郊外部の国道は走行速度が高くなりやすく、一度交通事故が起きると死亡事故に至りやすい。郊外部の国道は、大部分が非分離の2車線道路であるために、正面衝突による死亡事故が多い。正面衝突事故の対策は、中央分離帯、センターポール、チャッターバーなどが挙げられるが、中央分離帯は高価であり、凸型の対策は除雪作業の支障となるので、広く普及していない。(独)土木研究所寒地土木研究所は、従来の対策手法の課題を解消する新たな正面衝突事故対策としてランブルストリップスの導入を試みた。[*]ランブルストリップスとは、舗装路面に凹状の溝を直線的に配置した手法で、米国の高速道路の路肩に路外逸脱事故対策として普及したものである。目的は、その上を通過する車両に対し音や振動を発生させ、ドライバーに車線逸脱を警告することであり、うっかり・ぼんやりや居眠りによる交通事故に対し有効な対策手法である。[*]本稿は、ランブルストリップスの研究開発と実用化、正面衝突事故減少効果、一般道路利用者における認知度について報告する。
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