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発表 雪崩予防柵を斜面積雪がすり抜ける現象の発生気象条件について

作成年度 2007年度
論文名 雪崩予防柵を斜面積雪がすり抜ける現象の発生気象条件について
論文名(和訳)
論文副題 -大雪湖周辺の事例解析-
発表会 (社)日本雪氷学会北海道支部 研究発表会
誌名(No./号数) 北海道の雪氷
発表年月日 2007/07/30
所属研究室/機関名 著者名(英名)
雪氷チーム松下 拓樹(MATSUSHITA Hiroki)
雪氷チーム松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
雪氷チーム伊東 靖彦(ITO Yasuhiko)
雪氷チーム加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
抄録
雪崩予防柵を斜面積雪がすり抜ける現象の発生に関わる気象要因を明らかにするため、北海道大雪湖周辺で通行止めを伴った雪崩8事例(うちすり抜け現象5事例)について、近傍気象観測データを用いた解析を行った。解析の結果、すり抜け現象を伴う雪崩は、発生前の降雪期間において、平均気温が-5℃以下と低くかつ最大風速4m/s未満の比較的風の弱い場合に発生していた。すり抜け現象は、弱風下で降雪粒子があまり破壊されずに積もった低密度の雪が、低温のため圧密の進行が遅く十分な強度増加を得られない場合に起きると考えられる。
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