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発表 安定処理土の養生条件が発現強度に与える影響について

作成年度 2007年度
論文名 安定処理土の養生条件が発現強度に与える影響について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第48回地盤工学会北海道支部年次技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2008/02/04 ~ 2008/02/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
抄録
北海道では、大規模な土木工事、雇用の促進、開通までの期間が短いなどの理由により、冬期に施工をする場合も多く、この時期に固化材により改良する工事が行われることもある。不良土をセメントや石灰により改良するとき、養生温度が発現強度に影響するといわれている。そこで、実際の施工条件に合わせた養生温度の違いが発現強度に与える影響を調べた。これまでの検討により、養生初期の温度が強度に与える影響が大きいことがわかっている。今回、さらに試料を増やすとともに養生期間を長くして発現強度を測定した。[*]本検討について得られた結果をまとめると次のことがいえる。[*]① 養生温度が一定の場合、不良土を固化材により改良したときの強度は、養生温度の影響を大きく受ける。-20℃で養生するとほとんど強度増加はない。[*]② 養生温度を5 ℃としてもその後20 ℃にすれば強度発現し、供試体を作製してから、6 か月後には初めから20 ℃で養生した場合とほぼ同じ強度となる。[*]③ -20 ℃で養生すると強度はほとんど増加しないが、その後、5 ℃、20 ℃に温度を上げると若干の強度増加がある。
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