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発表 盛土厚層化による施工の合理化に向けた検討

作成年度 2007年度
論文名 盛土厚層化による施工の合理化に向けた検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第48回地盤工学会北海道支部年次技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2008/02/04 ~ 2008/02/05
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム安達 隆征(ADACHI Takayuki)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
抄録
現在、道路土工における盛土の締固めは、路床を除き、一層の厚さ30cmを標準として施工、品質管理されている1)が、効率性や経済性の観点から、盛土の一層当たりの施工厚さを標準の厚さよりも厚くすること(以降盛土厚層化と称する)を検討した。そこで、現場の施工条件に適応させることを目的として、大型の施工機械を使用せずに、実際に現場の盛土施工で使用されている転圧機械を使用し、現場試験施工を北海道内各地で実施した。[*]平成18、19年度に行った2カ年の試験施工データの解析結果を基に、以下のことがわかった。[*]①実際に現場で使用されている標準の施工機械で、十分に厚層化施工が可能である。[*]②試験条件が砂質土及び礫質土に限られていたが、シルトや細粒土でも、厚層化施工が可能であることがわかった。[*]③コーン指数(qc)が500以下の土質は厚層化に適さない。[*]④礫質系に分類される土質は、締固め効果が深部まで伝わりづらい場合があるので、他の土質に比べ、転圧回数に幅が出る土質である。
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