作成年度 | 2008年度 |
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論文名 | 2003年8月豪雨により発生した斜面崩壊地からの土砂再移動調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第52回(平成20年度)北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2009/02/25 ~ 2009/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 村上 泰啓(MURAKAMI Yasuhiro) |
水環境保全チーム | 赤岩 孝志(AKAIWA Takashi) |
道央支所 | 菊地 渉(KIKUCHI Wataru) |
抄録 |
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2003年8月、日高地方にもたらされた観測史上最大の豪雨により、一級河川沙流川の支川額平川流域では4、000箇所を超える斜面崩壊地が発生した。筆者らの調査により推定された約800万m3の崩壊土砂量のうち、見かけ上2割が河道に、1割がSSとして流出し、大半が河川上流域に残存しているものと推定されている。近年、河床低下や海浜浸食などによる国土保全上の懸念から、流域全体を視点とした土砂の生産、輸送を考えていく必要性1)が高まっている。河川上流域の渓流河床からの再移動土砂量についてみると、スレーキングの進みやすい地質領域からの土砂移動が比較的活発であるという結果が筆者らの調査2)により得られている。しかしながら、河川流域全体として土砂生産を考えるときに、既崩壊斜面からの土砂生産量(再移動量)をどの程度見込めばいいのかについては、よく分かっていない。ここでは、一旦崩壊した斜面を再移動土砂のソースとして考慮すべきかどうかを、航空レーザー計測結果や現地調査から把握したほか、地被植生の復活状況についての経年的な観測結果も一部報告する。 |
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