作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 砕波波峰方向流速の時空間変動と渦スケールの特徴化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第56回海岸工学講演会 |
誌名(No./号数) | 海岸工学論文集 第56巻 |
発表年月日 | 2009/11/18 ~ 2009/11/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒冷沿岸域チーム | 大塚 淳一(OTSUKA Jun-ichi) |
北海道大学大学院 | 渡部 靖憲(WATANABE Yasunori) |
抄録 |
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砕波帯で生成・発達する渦は底質の浮遊・拡散,気中から水中への気体輸送など沿岸域における多様な物質の輸送・拡散過程に深く関与することが指摘されている.しかしながら,砕波帯では砕波の発達に伴い時間的・空間的に渦構造が大きく変化するため渦構造を捉えることが難しく,物質の輸送・拡散過程を特徴付ける渦の長さ,時間および速度スケールを定量的に計測した研究例は極めて少ない.本研究では,著者ら(2006)が行った実験と同様にUltrasonic Velocity Profiler (UVP)を用いた砕波帯における波峰方向流速分布の計測を行い,交互交代渦が計測軸上を通過する際に現れる正負の流速変動の時間変化から渦の長さ,時間および速度スケールの時空間遷移を明らかにするとともに,得られた渦の各スケールの情報をもとに物質の輸送・拡散過程について議論する. |
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