作成年度 | 2009年度 |
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論文名 | 河川渓流域におけるサクラマスの越冬環境特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | 寒地技術論文・報告集 |
発表年月日 | 2009/11/24 ~ 2009/11/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 森田 茂雄(MORITA Shigeo) |
水環境保全チーム | 桑原 誠(KUWAHARA Makoto) |
水環境保全チーム | 山下 彰司(YAMASHITA Shoji) |
自然共生研究センター | 永山 滋也(NAGAYAMA Shigeya) |
抄録 |
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河川工事等による越冬場の劣化の低減に関する知見を得ることを目的とし、河川形態の違いによる越冬場の特徴を整理した。さらに、整理された越冬場の特徴を踏まえ、現地河床材料を複数組み合わせた構造物を河岸部に設置し、サクラマス幼魚の応答、構造物の状態について事後検証し、河川工事において配慮すべきことについて考察を加えた。[*]その結果、自然河岸部に現地巨礫材料を複数組み合わせ、空隙を有する巨礫構造物を設置する手法は、河川形態がBb型の区間において越冬場として良好に機能すると考える。また、この手法は河川工事等において発生する盛土材に不向きな巨礫材料を使用する点が有益であり、河川工事における越冬場の劣化低減に有効な知見を提供するものと考える。 |
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