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発表 環境に配慮した道路側溝の実現に向けた浸透側溝の検討

作成年度 2009年度
論文名 環境に配慮した道路側溝の実現に向けた浸透側溝の検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土質基礎に関する「新工法・新技術その2」技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2010/01/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム安達 隆征(ADACHI Takayuki)
寒地地盤チーム西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
寒地地盤チーム佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
抄録
道路側溝は、雨水等による表面水を、道路敷地内で集水し、道路排水を極力河川あるいは排水路まで導くように計画すると共に、通常、法面小段や法尻にコンクリートトラフ側溝を敷設し、桝の位置で集水しながら、流末としての既設排水路等まで導水する形式になっている。一方、道路敷地内に流末排水路がない場合は、浸透桝により対処している場合がある。浸透桝の設置についての地盤条件は、表層付近に透水性の比較的良好な層が存在することである。すなわち、その前後のコンクリートトラフ側溝設置区間においても浸透性は期待できる。 そこで、透水性が良好な地盤が分布する区間において、道路側溝を砕石やホタテの貝殻等の排水性に優れた構造(浸透側溝)にし、表面水を側溝自体で地盤内へ浸透させることを試みた。[*]また、浸透側溝は、人工的なコンクリートトラフに比べて、自然で健全な水循環系を維持することから、環境に配慮した排水機能であると言える。[*] 本検討では、浸透側溝の効果を立証するため、現場での試験施工を行い、目視観測や計器観測の結果を考察したものである。
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