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発表 石狩川旧川群の魚類相の変遷と移入種の影響について

作成年度 2009年度
論文名 石狩川旧川群の魚類相の変遷と移入種の影響について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第54回水工学講演会
誌名(No./号数) 水工学論文集
発表年月日 2010/03/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水環境保全チーム林田 寿文(HAYASHIDA Kazuhumi)
(株)構研エンジニアリング平山 明(HIRAYAMA Akira)
北海道大学環境科学院上田 宏(UEDA Hiroshi)
抄録
2003年から2005年にかけて、1977年に環境調査を実施した旧川群と同じ25旧川群で魚類調査を行った。その結果、魚種の著しい増加が見られ、そのほとんどが移入種であった。旧川の変化傾向をクラスター分析で解析したところ3つのグループに分けられた。1:当初少ない種数で、その後著しい種数の増加、その内半分が移入種、2:平均的な種数で、平均的な増加種数、その内2/3が移入種、3:元々生息種数が多く、わずかな種数の増加、その内半分が移入種であった。1977年の状況と比較すると、魚種の均質化が著しく進む傾向にあった。これらの結果は28年間を超え魚種は増加し、より均質化したことを示し、魚類構成の特殊性が失われた。移入種の影響もまた明らかにされた。
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