作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 植生流失を伴う礫床河川の洪水擾乱の流況再現計算 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本流体力学会 年会2010 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/09/09 ~ 2010/09/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 横山 洋(YOKOYAMA Hiroshi) |
北海道開発局釧路開発建設部 | 市原 哲也(ICHIHARA Tetsuya) |
道東支所 | 矢野 雅昭(YANO Masaaki) |
水環境保全チーム | 林田 寿文(HAYASHIDA Kazuhumi) |
国土交通省 | 桑原 誠(KUWAHARA Makoto) |
抄録 |
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十勝川千代田新水路は,千代田堰堤の計画高水流量に対する洪水流下能力の不足を解消することを目的として,新たに開削された分流水路(2007年4月運用開始)である.新水路の開削により,新たに延長約2km,平均幅約160mという,広大な裸地河道が人為的に出現することとなった.新水路運用開始直後は,新水路低水路部にはほとんど植生は見られなかったものの,次第に植生が侵入,繁茂した.その後2009年7月後半に2回にわたって大規模な出水があり,分流堰の運用開始後,初めて本格的な規模といえる流量が新水路に流入した.この洪水後,分流堰直下流を中心に,植生の損傷や流失,河床形状の変化,さらに新水路低水路内一部区間では砂州らしき中規模河床波形成も見られた.[*]本稿では,礫床河川への植生の侵入,洪水が植生に及ぼす影響とその後の植生回復プロセスの把握を試みるため,新水路の植生環境について追跡調査を行った結果を報告する.2009年夏季の出水擾乱による植生流失等の変化と,それをもたらした洪水時の流況との関係ついて,平面2次元モデルによる水理状況推定を交えつつ検討している. |
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