作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 浮遊土砂の生産源推定における放射性同位体トレーサの探索 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第65会土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2010/09/01 ~ 2010/09/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 水垣 滋(MIZUGAKI Shigeru) |
寒地河川チーム | 村上 泰啓(MURAKAMI Yasuhiro) |
水環境保全チーム | 鳥谷部 寿人(TOYABE Toshihito) |
国土交通省河川局防災課 | 桑原 誠(KUWAHARA Makoto) |
抄録 |
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異なる地質流域の浮遊土砂生産源推定のために、天然放射性同位体を用いた浮遊土砂トレーサを探索することを目的に、γ線分析により天然放射性同位体を定量評価し、判別可能な生産源の地質区分とトレーサを統計解析によって調べた。その結果、岩石による地質区分を3つの放射性同位体を組み合わせたトレーサ特性で判別できることがわかった。岩石区分によるトレーサ特性を用いてMixingモデルにより浮遊土砂の生産源(岩石)の寄与率を計算したところ、流域による岩石別面積の違いをよく表していた。このことから、天然放射性同位体をトレーサとして浮遊土砂の岩石別生産源推定が可能であることが示唆された。 |
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