作成年度 | 2010年度 |
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論文名 | 異なる地下水位条件下でのサロベツ湿原ササ植生の活性度評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第65回土木学会年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 第65回土木学会年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2010/09/01 ~ 2010/09/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 林田 寿文(HAYASHIDA Kazuhumi) |
水環境保全チーム | 水垣 滋(MIZUGAKI Shigeru) |
寒地河川チーム | 村上 泰啓(MURAKAMI Yasuhiro) |
㈱福田水文センター | 杉原 幸樹(SUGIHARA Kouki) |
抄録 |
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ササ地下茎の時期による活性度の違いと、ササ地下茎の様々な湛水条件に対する活性度の関係を把握するため、TTC染色を用いた評価を行った.その結果、冬期採取の方が活性度は高く、常時湛水と常時乾燥の活性度では、常時乾燥の方が生存率は高かった. 湛水水位条件を様々に変化させササを培養した実験では、30日間の連続湛水がなく、活性度が回復しうる乾燥期間があったとしても、総湛水期間が長ければ、ササは失命することが示された. 以上よりTTC法によりササの活性度は定量的に判定できた.また、ササ生育を抑制する湛水条件として、1)夏場に実施、2)水位0cm、3)湛水連続期間は2週間以上、ということが示唆された. |
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