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発表 防波護岸における防砂シートの損傷条件と対策工に関する検討

作成年度 2011年度
論文名 防波護岸における防砂シートの損傷条件と対策工に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第36回海洋開発シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2011/06/30 ~ 2011/07/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒冷沿岸域チーム菅原 吉浩(SUGAWARA Yoshihiro)
寒冷沿岸域チーム山之内 順(YAMANOUCHI Jyun)
寒冷沿岸域チーム上久保 勝美(KAMIKUBO Katumi)
寒冷沿岸域チーム山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji)
北海道開発局岩田 真(IWATA Makoto)
抄録
高波浪が来襲する防波護岸における防砂シートの耐久性と対策工の効果を明らかにするため現地実験を実施した。その結果、3m以上の有義波高が作用する時に技術基準上の最低規格の防砂シートだけでは損傷が発生するが、粒径の小さい砕石によりフィルター層を併用することにより損傷防止効果が確認された。また、通常のシートに比べ質量が2倍、伸び率が3倍大きいシートでは、フィルター層を設置しなくても損傷が全く発生しなかった。このことから、防波護岸のような波当たりの強い場所においては、最低規格の防砂シートでは波に対する耐久性が不十分であり、シートの強度を上げる等の対策が必要である。
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