| 作成年度 | 2011年度 |
|---|---|
| 論文名 | 丸鋼鉄筋を用いた RC 床版の疲労特性に関する実験的研究 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第57回構造工学シンポジウム |
| 誌名（No./号数） | 構造工学論文集Vol.57A(CD-R) |
| 発表年月日 | 2011/04/21 ～ 2011/04/22 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 室蘭工業大学大学院 | 赤代 恵司（SHAKUSHIRO keiji） |
| 寒地構造チーム | 三田村 浩（MITAMURA Hiroshi） |
| 北武コンサルタント(株） | 渡辺 忠朋（WATANABE Tadatomo） |
| 室蘭工業大学大学院 | 岸 徳光（KISHI Norimitsu） |
| 抄録 |
|---|
| 本研究では，丸鋼鉄筋が配置された道路橋 RC 床版の疲労特性を把握することを目的に，異形鉄筋を配置した RC 床版と丸鋼鉄筋を配置した RC 床版を製作し，輪荷重走行試験を実施することで，丸鋼鉄筋を用いる場合の RC 床版の破壊性状および疲労特性について，実験的に検討を行った．結果は以下のとおりである．[*](1) 異形鉄筋を用いる場合に比べて，丸鋼鉄筋を用いる場合の方が，剛性が小さくたわみが大きい傾向が見られた．これは，鉄筋とコンクリート間の付着作用が異形鉄筋に比べて小さいことに起因するものと推察される．(2) 丸鋼鉄筋と異形鉄筋を用いる場合の輪荷重が等しい供試体で比較すると，丸鋼鉄筋を用いた供試体の破壊時の走行回数は，異形鉄筋を用いた供試体の約61％であった．ただし，破壊時のたわみについては，大きな差は見られなかった．(3) 丸鋼鉄筋を用いた供試体の輪荷重走行試験結果に基づき，丸鋼鉄筋を用いた場合の RC 床版を対象とした疲労寿命評価式を提案した． |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
