作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | 融雪期のダム流入量と融雪熱量及び積雪底面流出量の関係に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成23年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 土木学会北海道支部論文報告集(第68号) |
発表年月日 | 2012/02/02 ~ 2012/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 西原 照雅(NISHIHARA Terumasa) |
道央支所 | 数馬田 貢(KAZUMATA Mitsugu) |
抄録 |
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積雪寒冷地の管理ダムにおいては、融雪出水の対策として積雪調査を行い、流域内の数ヵ所で積雪深と密度を実測して流域の積雪包蔵水量を算出したり、日々の気象予報やダム流入量の変化に気を配りながらダムの操作を行っている。融雪出水は長期間(豊平川の場合:4 月中旬~6 月上旬)に及び、交代制とはなっているものの事務所に泊まり込んで貯水位と流入量を24 時間監視し続ける日々が続き、ダム管理所職員にとって大きな負担となっている。このため、事前にダム流入量の増加の時期やその程度を把握できれば負担の大幅な軽減になるが、今のところ有効な手段が見つかっていない。また、融雪出水を対象として大雨時の気象予測をダムの操作に活用することを研究した例1)はあるものの、融雪による日々のダム流入量の変化について研究した例はほとんどない。[*] そこで本研究では、定山渓ダム流域において実施している気象観測のデータを基に融雪期のダム流入量の増加の時間やその程度について分析し、融雪期のダム管理に有用な傾向を見出したので報告する。 |
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