作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 道路融雪施設の供給熱量及び必要熱量について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第29回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2013/11/20 ~ 2013/11/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地機械技術チーム | 山口 和哉(YAMAGUCHI Kazuya) |
寒地機械技術チーム | 片野 浩司(KATANO Kouji) |
寒地機械技術チーム | 永長 哲也(EINAGA Tetsuya) |
抄録 |
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積雪寒冷特別地域である北海道ではスパイクタイヤの使用が法律により規制された段階で多数の融雪施設が設置されたが、そのほとんどが熱源を電気としており、電気料金が除雪事業費を圧迫するほど大きな負担となっている。このためコスト縮減を目的として、縦断勾配が緩いなどの道路条件を勘案して融雪施設を停止し凍結防止剤の散布強化に切り替えている箇所もあるが、道路条件から融雪施設を停止できない箇所も多数ある。[*]そこで、既存融雪施設の路面状況、供給熱量、風況等のデータを収集し、現状の供給熱量に対する融雪状況と気温や降雪量、路面温度等のデータから導き出される必要熱量の比較を行った。[*]さらに、積雪寒冷地において融雪施設で利用可能な再生可能エネルギーについて、エネルギーの偏在性、熱供給の安定性、技術的課題、コストについて、評価を行い活用のための検討を行った。本論文では、融雪施設で必要な熱量(計算値)と実際の供給熱量を比較の上、融雪状況、風況、路面温度の関係について考察するとともに、熱量の小さな再生可能エネルギーを有効に融雪施設に活用するための検討について報告する。 |
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