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 河川堤防植生工に関する調査研究

作成年度 1986年度
論文名 河川堤防植生工に関する調査研究
論文名(和訳)
論文副題 昭和60年度(D-1)
発表会 昭和60年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和60年度技術研究発表会
発表年月日 1986/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
抄録
堤防のひとつの重要な要素としての植生の機能は、降雨や洪水時の流水に対し、法面の被覆効果によって洗掘、侵食、浸透を軽減するとともに、万一の越水に対してもその効果を発揮することである。北海道の堤防の緑化は、「種子吹付工法」により実施されているが、この工法のもつ省力的施工性や経済性などの長所も、その緑化効果が発揮されなければ意味がない。植生工では特に、植生と土性との関係。施工適期などの施工管理が重要な要素となるべきであるが、近年の工事の大型化、施工の簡易性の追及などによってこれらの対応に不充分な点もあり、種々の問題が生じている。とくに、北海道の冬期に厳しい気象条件にさらされるため、越冬後の植生を良好に保つためには、植生の牛長機構、生育実態を把握しておく必要がある。本研究は、これらの問題を整理し、堤防と植生の関係を物理的、生物的見地から、現地調査をもとに検討を行うことによって、堤防の安全度向上のための一方法としての植生工のうち、種子吹付工を早急に確立することを目的とするものである。
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