作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 冬季における石狩湾新港周辺の流動・漂砂特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成16年度(環-28) |
発表会 | 平成16年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2005/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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港湾研究室 | 本間 大輔(HONMA Daisuke) |
港湾研究室 | 窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi) |
港湾研究室 | 坂井 洋平(SAKAI Youhei) |
抄録 |
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砂浜域における港湾・漁港では、航路埋没や港内細粒化の問題を抱えている港は少なくない。この現象には掃流砂の他に砕波帯内で巻き上がった浮遊砂が港内等に堆積する現象が重要である。この場合、ある地点の浮遊土砂量はその地点の水理量から決めることができない非平衡漂砂となる。これらの解決には高波浪時だけでなく流動と漂砂の時空間変動特性を把握する必要がある。また、流動外力として海浜流、吹送流、長周期波等が複雑に関係している。そこで、石狩湾新港周辺を対象とした詳細な現地観測を実施し流動と漂砂の時空間的変動特性および漂砂外力としての流動特性を把握した。また、海域での漂砂は砕波帯等の比較的浅海域を対象としてきたが、比較的広範囲での土砂管理を行うためには、砕波帯よりも深い海域を含めた粒径別の漂砂現象を解明する必要がある。実際に石狩湾沿岸域で、水深15mを越えた海域においても土砂移動や地形変化が確認されている(本間ら、2003)。そのため本研究では、比較的広域での流動・漂砂移動特性を把握するために、石狩湾海域で高波浪が発生する冬期に砕波帯外の水深17.5m地点での現地観測についても実施した。 |
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