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 一般国道336号えりも町急崖斜面における鳥類対策について

作成年度 2005年度
論文名 一般国道336号えりも町急崖斜面における鳥類対策について
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(環-14)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
室蘭開発建設部浦河道路事務所吉田 昭幸(YOSHIDA Akiyuki)
室蘭開発建設部浦河道路事務所美馬 大樹(MIMA Hiroki)
室蘭開発建設部浦河道路事務所熊谷 信男(KUMAGAI Nobuo)
抄録
浦河道路事務所は、日高支庁管内にある三石町、浦河町、様似町、えりも町を通過する国道235号、236号、336号の3 路線(合計130.8km)の維持管理を行っている。特に一般国道336号は海岸線に急崖斜面が連続する地形に位置し、落石や土砂崩落、波浪、雪崩などによる通行規制区間2箇所、特殊通行規制区間1 箇所を有している。そこで、道路交通の安全性、確実性の向上を図り、地域生活及び物流を支援することを目的とした防災事業を実施し、落石防止金網や落石防護柵等の工事を進めている。一方で、これらの急崖地は、ハヤブサ等鳥類の良好な繁殖地となっており、これらの生息環境の保全を考慮した事業の進め方を検討する必要が生じてきた。しかし、保全対策については各工事毎の個別対応で、得られたハヤブサの生息情報、対策事例が事業や年度が変わると充分に活用することができていなかった。そこで、平成15年度以降、学識経験者を交えた急崖斜面鳥類環境保全検討会を定期的に開催し、ハヤブサ等鳥類に関わる情報の共有化及び保全意識の向上を計り、工事の実施計画時の段階からハヤブサの保全を考慮した工事計画を立案する実施体制を構築した。本報告では、これらの保全対策に関する事務所の取り組み事例報告を行う。
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