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 自然災害時の防災施設について-噴火に備えた防災施設のあり方-

作成年度 2005年度
論文名 自然災害時の防災施設について-噴火に備えた防災施設のあり方-
論文名(和訳)
論文副題 平成17年(安-7)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
千大二郎
七崎由香
白木利治
抄録
近年、火山噴火や地震・台風などによる自然災害が頻繁に発生し、発生地域に甚大な被害を及ぼしている。胆振・日高管内では、2000年の有珠山噴火、2003年の十勝沖地震・台風10号の豪雨による洪水や土砂災害など様々な自然災害が発生している。このうち火山噴火については、北海道内の気象庁常時観測(現在噴気活動が活発な火山) の5火山の内、有珠山・樽前山が胆振・日高管内に存在しており、特に樽前山は1996年以降火山活動が活発化し、「いつ噴火してもおかしくない」といわれており、噴火への防災対策整備が急務となっている。このような状況の中、樽前山噴火時に災害対応の前線基地として対策の指揮・連絡・広報活動等を機動的に行い、かつ、被災箇所への迅速な対応を行うための防災拠点施設には、噴火による災害に対応できる防災施設整備が求められている。本研究では、樽前山噴火時の災害を過去の噴火履歴などから想定し、防災施設に必要な整備内容を整理するとともに、今後の火山噴火に備えた防災施設のあり方について考察を行うものである。
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