国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 シラン系表面含浸材によるコンクリートの保護効果に関する研究

作成年度 2005年度
論文名 シラン系表面含浸材によるコンクリートの保護効果に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(コ-8)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
材料研究室遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake)
材料研究室田口 史雄(TAGUCHI Fumio)
北海道開発局 建設部 道路維持課谷本 俊充(TANIMOTO Toshimitsu)
抄録
コンクリート構造物の経年劣化に対する社会的関心が高まっている。に近年はライフサイクルコストの縮減が強く求められており、簡易にかつ低コストでコンクリートの耐久性を向上させることが可能な技術が求められている。その一つとして、コンクリートの表層に劣化因子の浸透を抑制する効果を有する浸透系の保護材料(以下、表面含浸材と記す)を含浸させる工法が注目されている。北海道など寒冷地における特徴的なコンクリート構造物の劣化として、凍害や凍・塩害による複合劣化が主に挙げられる。これらは、外部からの水分や塩分の浸透による影響が大きいことから、表面含浸材の有用性は高いと考えられる。しかし、その効果の持続性を実構造物で検証した事例は極めて少なく、表面含浸材の性能評価方法や製品の選定方法については確立されていないのが現状である。そこで、寒冷地における表面含浸材の性能評価方法の確立を目的に試験施工を行い、継続的に検証を進めることとした。表面含浸材は主に撥水タイプのシラン系と表層固化タイプのケイ酸塩系の2種に大別され、現在は両材料を用いて試験を行っている。本報告では、主にシラン系表面含浸材の試験施工1年目の評価について述べる。
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