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 地域との協働による危機管理体制づくり-ロールプレイング方式による危機管理演習の実施-

作成年度 2005年度
論文名 地域との協働による危機管理体制づくり-ロールプレイング方式による危機管理演習の実施-
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(協-18)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
福士亮一
川瀬一嘉
古谷幸信
抄録
昭和34年の伊勢湾台風による大規模被害を契機として、国内においては昭和36年に「災害対策基本法」が制定された。近年においては平成7年の阪神・淡路大震災、平成11年のJOC臨界事故、平成12年の有珠山噴火災害などの自然・事故災害を受けて法律の一部改正、防災基本計画の修正などによる災害対策が進められてきている。目を転じて道内だけの地震災害を見てみると平成5年の釧路沖地震、北海道南西沖地震、平成6年の北海道東方沖地震、平成15年の十勝沖地震、平成16年の釧路沖地震、根室半島南東沖地震が起きている。こうした中、ハード・ソフト両面による対応・対策と併せて、組織の危機管理・災害対処能力の向上が重要視され、国土交通省をはじめ国の関係機関や各自治体などにおいて、危機管理・災害対処能力の向上などを目的とした「ロールプレイング方式」による「危機管理演習」が実施されている。釧路開発建設部では平成14年より危機管理演習を実施しており、平成16年からは演習のシナリオづくりや実施を直轄により行っている。平成16年には管内市町村に危機管理演習の参加・見学について呼びかけ、釧路市・釧路町・厚岸町・根室市から5名の見学者があった。平成17年には管内支庁・市町村に参加の要請文を送付し、1支庁10市町村計15名の防災担当者の参加をえて、危機管理演習を実施した。本発表は、これらの取り組みの経緯・演習・その後の参加自治体からのアンケート結果について報告するものである。
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