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 除排雪レベル向上に資する関係機関との連携に関する事例報告-通常以上の降雪時を想定した相互認識事項の確認について-

作成年度 2005年度
論文名 除排雪レベル向上に資する関係機関との連携に関する事例報告-通常以上の降雪時を想定した相互認識事項の確認について-
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(ふ-8)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
菅藤善之
東茂
坪田元
抄録
岩見沢道路事務所では国道5路線約200kmの維持管理を行っているが、管内は、その大部分が空知地方南部に位置し、道内でも有数の豪雪地帯であるため、冬期間の安全で円滑な交通の確保が維持管理上の課題となっている。そのため、岩見沢地区及び夕張地区で、道路管理者と交通管理者間の連絡体制を強化し、連携のとれた除雪事業を行うべく、除雪連絡会議を実施している。同会議では、関係機関の連絡体制、除雪事業計画説明、事業実施に伴う問題・課題への意見交換、交通管理者との意見交換等を行っており一定の役割を果たしているところである。一方で、平成17年1月30日に空知地方を襲った暴風雪による大雪により、管内の国道12号では、降雪や地吹雪による視程障害を原因とする大渋滞が発生し、道路利用者へ多大な影響を与えた。その際、他機関からの情報収集活動を行ったが、各機関も最大限の努力で所掌の業務を遂行している状況下にあり、十分な情報収集が出来たとは言い難い結果であった。そこで、より円滑な連絡体制を構築するには何が必要か等の意見を各機関から頂き、災害時及び通常以上の降雪時に対する相互認識を図り、豪雪災害時を含めた雪害時への減災・社会諸機能の早期回復に資することを目的とした勉強会を開催することとした。本文では、岩見沢道路事務所を含め関係する4機関で実施した『岩見沢市内における除排雪レベル向上に資する関係機関勉強会』の事例を報告する。
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