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 一般国道231号送毛トンネルの地質と地圧について

作成年度 1973年度
論文名 一般国道231号送毛トンネルの地質と地圧について
論文名(和訳)
論文副題 昭和48年度(B-7)
発表会 昭和48年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和48年度技術研究発表会
発表年月日 1973/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本館静吾
小林雄一
星野寔
抄録
北海道においては新期堆積岩の泥岩、砂岩、凝灰岩あるいは蛇紋岩などに代表される軟弱岩、あるいは熱水変質作用による二次的に軟質になった岩の分布が広く、これらの岩石にトンネルを掘さくする場合、盤圧のため難行したものが数列ある。これらの機構を調べて合理的設計のための基礎資料を得るため、熱水変質地帯に、諸種の測定を実施している。今回は送毛トンネルについて報告する。送毛トンネルは一般国道231号札幌~留萌線、浜益町付近の延長約1,780Mのトンネルであり、トンネルの地質は新第三紀中新世、浜益層群の含角セン石両輝石安山岩の熔岩流からなっている。岩石は熱水変質及び深部風化をうけており、特に札幌側坑口付近はこの現象が著しく、掘さくは上部半断面方式で、札幌側、留萌側の両坑口より掘さくを進めている。盤圧は前記、鉱化変質の著しい札幌坑口付近で、測点18k326地点で(坑口より156.90M)測定を実施し、なお計測を続行中である。
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