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 日高~夕張線の計画について-主として地質的検討-

作成年度 1969年度
論文名 日高~夕張線の計画について-主として地質的検討-
論文名(和訳)
論文副題 昭和43年度(29)
発表会 昭和43年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和43年度技術研究発表会
発表年月日 1969/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
菱川幸雄
抄録
町道日高~夕張線(日高町字パンケ~穂別町字稲里間)が、開発地方道の直轄施行として着工認可を受けたのは41年7月であり、この路線は、開発道路主要道々日高清水線に接続し、日高町を起点として占冠村を迂回、福山を経て、穂別町稲里に至る延長36.1Kmにおよぶ41年に着工された路線である。日高清水線は、北海道の中央および南部に位置する日高地方と道東の十勝地方を結び、路線の中央部で北海道の背梁山脈日高連峰の標高1,020mのところ横断する路線で、昭和30年に着工、延長57.2Km間を直轄施行により工事費約19億円をもって昭和40年に開通した。日高夕張線の完成により林業資源を主とする地域開発への効果は言うまでもなく、道路網としても主要道々日高清水線、主要道々夕張~長沼線と連絡し、道央および苫小牧、室蘭工業地帯の道南と道東を結ぶ最短路線となり、札幌~帯広間について見ると一般国道38号経由に比較して約59Kmの短縮となる。また、この路線は国土縦貫自動車道の内、北海道横断自動車道の小樽を起点とし、札幌~夕張~帯広~釧路に至る路線の前身とも云えるものであって、これが完成される意義は大きく、早期の開発が待たれるのである。
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