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 幌別橋、鵡川橋の床版補強について

作成年度 1971年度
論文名 幌別橋、鵡川橋の床版補強について
論文名(和訳)
論文副題 昭和45年度(C-11)
発表会 昭和45年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和45年度技術研究発表会
発表年月日 1971/12/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
菱川幸雄
池田兵十郎
松本喜博
畠山英夫
抄録
最近の交通事情は、激増する交通量と、車輛の大型化や車輛性能の向上から積載荷重以上に載荷した車輛等によって橋梁の設計自動車荷重を上廻っているのが現状であり、橋梁部材は繰返し荷重によって苛酷な条件下で老朽化が目立っている。これらの繰返し交通荷重の増大に対してもっとも影響を受ける橋梁部材は床版である。一方、床版の設計において昭和42年8月建設省道路局長通達により、床版の主鉄筋と配力筋の比が改定され、今までの2倍程度に増えた。したがって、それ以前の床版は配力筋の不足により、床版にクラックが入っているものが多い。これらの床版の補修方法としてイ)床版を打換え、耐荷力の大きい床版をつくる。ロ)現床版を何んらかの方法で補強する。の方法があるが、そのいずれの方法を採るかは、その補強効果、経済性、交通に与える影響等を検討しなければならない。本報告は、床版にクラックが発生し、その耐荷力の低下していると思われる幌別橋、鵡川橋に対して、交通に支障を与えず、施工が容易にして経済的に、かつ、その効果が期待できることを前提として、ロ)の現床版を何んらかの方法で補強する工法として、鋼板圧着工法を採用し、補強した工事報告である。
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