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 低温養生したプレパックドコンクリートの性質

作成年度 1972年度
論文名 低温養生したプレパックドコンクリートの性質
論文名(和訳)
論文副題 昭和46年度(A-4)
発表会 昭和46年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和46年度技術研究発表会
発表年月日 1972/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
前川静男
高橋義昭
抄録
プレパックドコンクリートは、水中施工法としての長所を発揮し、巾広い分野に応用され、技術的、経済的に良い成果をあげているコンクリートの特殊工法である。また、このプレパックドコンクリートは、一般に港湾工事で広く使われ、その施工は、夏期間に集中する傾向を示し、早春や初冬における外気温や水温が低下している時期に施工された例はなく、この期間への工期の延長は、構造物の早期供用、労務者の雇用対策などの点からも有利になるものと思われる。一方、オホーツク海を除く、太平洋、日本海などの本道近海では冬期間の水温がコンクリートの氷結温度である-0.5~-3.0℃以下に降下することがないといわれ、種々あるコンクリートの打設条件のうち、養生温度だけに条件をしぼれば構造物を製作することが可能になることも考えられる。以上のようなことから、プレパックドコンクリートが低温時に受ける注入モルタルのブリージング率、膨張率、圧縮強度およびプレパックドコンクリートの圧縮強度などの諸性質を標準養生の場合と比較した。
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