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 石狩湾沿岸の漂砂について

作成年度 1972年度
論文名 石狩湾沿岸の漂砂について
論文名(和訳)
論文副題 昭和46年度(F-4)
発表会 昭和46年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和46年度技術研究発表会
発表年月日 1972/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
星藤男
抄録
石狩湾沿岸に港湾を建設する計画は古くから数多くあったが、最近、第3期北海道総合開発計画の策定により、石狩湾新港の建設が具体化してきた。港湾候補地と目されている石狩河口、鯨塚、樽川を含む石狩湾沿岸の湾奥部23kmは、石狩川水系から排出した土砂が堆積してできたといわれる単調な砂浜海岸である。そのため、湾岸建設の隘路となる漂砂の挙動を明らかにし、港湾の位置を選定するための調査を、昭和39年度以降実施してきた。この報告は、漂砂に関連する事項から、1)風況、波浪など漂砂に及ぼす外力の特性について、2)海域の漂砂規模の比較として、捕砂竹を用いた累積捕砂量の相対比較について、3)螢光砂を用いた、底質の移動状況について、4)流出土砂量の多い石狩川が漂砂の補給源と考えられるが、その影響範囲を推定する試みとして、海域における淡水の2・3の分布特性についてなど、結果の概要をのべたものである。
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