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 盛土厚層化による効率の良い土工に向けた検討-建設コスト縮減と工期短縮による早期供用を目指して-

作成年度 2007年度
論文名 盛土厚層化による効率の良い土工に向けた検討-建設コスト縮減と工期短縮による早期供用を目指して-
論文名(和訳)
論文副題 平成19年度(コ-11)
発表会 平成19年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成19年度技術研究発表会
発表年月日 2008/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム安達 隆征(ADACHI Takayuki)
未記入西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
未記入佐藤 厚子(SATO Atsuko)
抄録
近年、工事規模の大型化に伴い、経済的施工や工事の早期完成が求められている。特に、高規格幹線道路等の建設にあたっては、高盛土で大規模な土工が増加しており、効率の良い土工が工事全体の経済性、工期短縮に大きく影響するものと考えられ、建設コスト縮減、早期供用による経済効果につながるものと期待される。現在、道路土工における盛土の締固めは、路床を除き、一層の厚さ30cmを標準として施工、品質管理されているが、効率性や経済性の観点から、盛土の一層当たりの施工厚さを標準の厚さよりも厚くすることを検討した。これまでの検討により、①施工対象は路体、②盛土材料は砂質土及び礫質土、③一層の仕上がり厚さは45cm、④転圧機械は大型締固め機械(25tタイヤローラー)として、盛土厚層化の試験条件がまとめられている。しかし、以上の条件では、盛土材料が砂質土と礫質土のみに限定される。また、需要に対して大型の施工機械保有数が低い北海道では、運用が難しく施工実績が少ない状況にある。そこで、現場の施工条件に適応させることを目的として、大型の施工機械を使用せずに、実際に現場の盛土施工で使用されている転圧機械を使用し、現場試験施工を北海道内各地で実施した。本報告は、平成18、19年度に行った二カ年の試験施工データの分析結果を基に、試験施工条件について再考し、とりまとめたものである。
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