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 海浜植物による切土法面の原生花園化について(第2報)-推進協議会の設立と小学校総合学習を活用した連携について-

作成年度 2007年度
論文名 海浜植物による切土法面の原生花園化について(第2報)-推進協議会の設立と小学校総合学習を活用した連携について-
論文名(和訳)
論文副題 平成19年度(協-13)
発表会 平成19年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成19年度技術研究発表会
発表年月日 2008/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
網走開発建設部 網走道路事務所吉田 英二(YOSHIDA Eiji)
未記入阿部 英樹(ABE Hideki)
未記入神尾 一昭(KAMIO Kazuaki)
抄録
網走開発建設部では、地域の提案や意見を反映した社会資本整備として、一般国道244号網走市北浜地区の切土法面に自生する海浜植物から種子を採取し、法面緑化に活用することとした。この取り組みは、海浜地域の特徴的な景観である原生花園に準じた沿道景観の整備を行うことで、地域振興に資するものとして地域協働プロジェクトに位置付け、地域・地元教育研究機関・行政・道路管理者それぞれの役割分担と協力の下で、積極的な推進を図っている。平成17年度の準備会の発足を経て、平成18年度のプロジェクトの本格的な立ち上げに際しては、以下に示す3つの基本姿勢及び地元の各団体の目的と役割分担を重視して、取り組みを進めてきている。・自然景観の創出と自然環境の保全といった双方の視点から、北浜法面に自生するいわゆる原生花園的植物( この地域では海浜植物) を主として用いる。・道路という社会資本を、地域特性と融合させた地域の文化資産としていくといった視点から、検討段階から地元の各団体の参加を促す。・地域の文化資産となるためには、地域に根付き地域が育んでいく必要があるとの視点から、地元の各団体の目的と役割分担を共有・認識しながら推進する。本報文では、昨年度報告に続き、推進協議会の立ち上げや地元小学校との総合学習での連携、各種イベントの展開や情報発信に向けた取り組みについて報告する。
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