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 間伐材を利用した立入防止柵について―木材防腐処理の検証―

作成年度 2008年度
論文名 間伐材を利用した立入防止柵について―木材防腐処理の検証―
論文名(和訳)
論文副題 平成20年度(環-12)
発表会 平成20年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度技術研究発表会
発表年月日 2009/02/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
古市直人
倉西秀夫
斉藤直之.
抄録
帯広・広尾自動車道は、芽室町の北海道横断自動車道・帯広JCT から分岐し、帯広市や十勝南部圏を経由して広尾町に至る延長約80㎞の自動車専用道路である。本路線は北海道横断自動車道と連携し、高速交通ネットワークの形成、とかち帯広空港や十勝港へのアクセス向上による物流の効率化支援、移動時間の短縮、安全性の向上による緊急搬送や救急医療などに寄与している。また、平成20年11月29日には幸福IC から中札内ICまでの約6㎞の区間が開通し、帯広・広尾自動車道の供用延長は約36㎞となった。本路線の計画においては、自然豊かな十勝平野に調和する道路景観を目指した工事を推進しており、その一環として平成16 年度より、道産間伐材であるカラマツ材・トドマツ材を用いた「帯広型立入防止柵」を施工している。道産間伐材の利用に当たっては、十勝の地域性を生かした意匠表現と地場産業の活性化を促す地産地消、更に北海道における間伐材利用推進計画等も考慮し、積極的な事業導入を図っている。ただし、木製工作物では木材の耐久性の確保が不可欠であり、防腐処理対策として加圧式保存処理を行っているが、今後、立入防止柵等への更なる間伐材有効利用の為、適正な防腐処理の把握を目的とし、これまでの取り組みを報告するものである。
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