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 総合評価落札方式の評価におけるAHP(階層分析法)の適用について

作成年度 2008年度
論文名 総合評価落札方式の評価におけるAHP(階層分析法)の適用について
論文名(和訳)
論文副題 平成20年度(技-48)
発表会 平成20年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成20年度技術研究発表会
発表年月日 2009/02/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
東真次
鈴木正彦
長谷山昇
抄録
公共工事の品質確保に関する法律の施行により、「価格のみの競争」から「価格と品質で総合的に優れた競争」へと転換され、品質確保の観点から、工事毎に設定された技術的要件に対する技術提案を点数化することで、入札参加希望者の能力を入札契約に反映する総合評価落札方式の拡充が図られている。技術提案の評価方法については、評価項目の性能等の数値化が困難な場合、評価項目の性能等に関して、3段階(優・良・可)に評価及び判定する判定方式(注1)が多く用いられている。具体的には、設定した評価項目に対して入札参加者の記述内容から評価項目に該当するかどうかを判定し、その該当数により、3段階に区分し、それぞれの区分の配点が加算点となっている。この方法は、記述内容や評価された項目数に差があっても同じ配点となることや、設定評価項目間に重要性の差があったとしても考慮されない不合理性を含んでいる。これらの差を評価する一手法として、AHP(階層分析法)の適用が考えられる。本報告は、定性的な技術的要件の評価に意思決定手法であるAHPの手法の紹介及び総合評価への適用性についての提案を行うものである。
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