作成年度 | 2011年度 |
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論文名 | バイオテレメトリーシステムを用いた魚類の遡上行動解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成23年度(安-30) |
発表会 | 平成23年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成23年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2012/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 林田 寿文(HAYASHIDA Kazufumi) |
北海道栽培漁業振興公社 | 新居 久也(NII Hisaya) |
函館開発建設部今金河川事務所美利河ダム管理支所 | 春日 慶一(KASUGA Keiichi) |
抄録 |
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美利河ダム付近まで産卵遡上したサクラマスの行動を把握するために、電波発信機と超音波発信機を両方装着し、ダム堤体から発電放流口までの減水区間、魚道、チュウシベツ川における遡上行動解析を行った。その結果、オスはメスの倍以上の距離を移動し、遡上行動には大きな雌雄差があることが分かった。サクラマスは遊泳能力内で魚道を遡上出来、魚道は遡上・休息などの選択性をサクラマスに与えていることが明らかになった。美利河ダムにおける弾力的管理運用放流は、サクラマスの上流への遡上を促進するために有効であることが確認された。美利河ダム周辺のサクラマスは精力的な遡上行動を示すと結論した。 |
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