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 雪崩予防柵の列間斜距離の拡張可能範囲について-雪圧と積雪の破壊条件に基づく検討-

作成年度 2012年度
論文名 雪崩予防柵の列間斜距離の拡張可能範囲について-雪圧と積雪の破壊条件に基づく検討-
論文名(和訳)
論文副題 平成24年度(ふ-18)
発表会 平成24年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成24年度技術研究発表会
発表年月日 2013/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
松下拓樹
松澤勝
中村浩
抄録
雪崩予防柵の現行の設計手法では、積雪深が小さいほど斜面方向の設置間隔である列間斜距離が短くなるため、柵の設置基数が多くなりコストが割高となることがある。列間斜距離を長くする場合、柵に作用する雪圧が増加するため、列間の積雪が途中で破壊しないようにする必要がある。本論文では、柵に作用する雪圧の増加量と積雪の破壊条件との比較検討を行い、列間斜距離を現行の設計条件より長くできる範囲を検討した。その結果、列間斜距離を長くすることができるのは、設計上の積雪密度350kg/m3において、(i)雪圧P<雪の圧縮破壊強度、(ii)積雪深Hに対する列間斜距離Lの比L/H≦13の条件を満足する範囲と考えられる。
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