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 釧路湿原における蛇行復元後のハンノキ林の変遷について

作成年度 2012年度
論文名 釧路湿原における蛇行復元後のハンノキ林の変遷について
論文名(和訳)
論文副題 平成24年度(環-24)
発表会 平成24年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成24年度技術研究発表会
発表年月日 2013/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
佐藤好茂
矢野雅昭
矢部浩規
抄録
釧路湿原では近年、流域の経済活動の拡大に伴い湿原面積が著しく減少し、湿原植生もヨシ-スゲ群落からハンノキ林に急速に変化している1)。そのため、河川管理者や周辺自治体などの関係機関が協働し、蛇行復元などの湿原再生の取り組みがなされている。しかし、実河川での冠水及び地下水位が変化した際のハンノキ林の応答は明らかとなっていない。本研究では、2010年度に完了した釧路湿原旧川蛇行復元後のハンノキ林の変化を把握した。その周辺のハンノキ林の変遷状況を蛇行復元直後と2012年に調査した結果、地下水位が上昇し根系最上端の連続冠水時間が増加した箇所では、湿原環境の変化に対応できないハンノキの個体が確認できた。
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