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 バイオテレメトリーによる石狩川旧花園頭首工に設置された2つの魚道のシロザケ遡上行動調査

作成年度 2012年度
論文名 バイオテレメトリーによる石狩川旧花園頭首工に設置された2つの魚道のシロザケ遡上行動調査
論文名(和訳)
論文副題 平成24年度(環-29)
発表会 平成24年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成24年度技術研究発表会
発表年月日 2013/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
林田寿文
三浦剛志
矢部浩規
抄録
異なる形式の魚道が設置された石狩川旧花園頭首工周辺において、2010年から2012年の9月から11月に産卵期であるシロザケ66尾を用いて遡上行動調査を行った。調査にはバイオテレメトリー手法を採用し、シロザケに電波発信機と超音波発信機の両方を装着した。各魚道内でシロザケを放流した結果、ロックランプ魚道の遡上成功割合が高かった。バーチカルスロット魚道に放流したシロザケは、著しく通過時間が大きく、ロックランプ魚道に比べエネルギー消費が大きかった。旧花園頭首工の500m下流から放流したシロザケは、1:3の割合でバーチカルスロット魚道よりもロックランプ魚道の方に到達するシロザケの割合が大きかった。ロックランプ魚道は、バーチカルスロット魚道と比較し魚道内を速やかに通過できエネルギー消費もすくないことから、シロザケは効率的に遡上できることが示唆された。
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