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 温度差エネルギーと水素吸蔵合金を利用した海水交換装置の開発

作成年度 2002年度
論文名 温度差エネルギーと水素吸蔵合金を利用した海水交換装置の開発
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第598号
発表年月日 2003/03/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
港湾研究室先川 光弘(SAKIKAWA Mitsuhiro)
港湾研究室森 昌也(MORI Masaya)
港湾研究室窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi)
北海道立工業技術センター 研究開発部 機械電子技術科松村 一弘(MATSUMURA Kazuhiro)
北海道大学 大学院工学研究科 機械科学専攻 流体物理工学講座 助教授吉田 静男(YOSHIDA Shizuo)
抄録
港湾や漁港域では港内の水質悪化や港内結氷等が問題となっており、対策のひとつとして外海水の導入が考えられているが、実用化に向けては低ランニングコスト型の海水交換システムの開発が望まれている状況にある。一方、地球環境やエネルギー資源枯渇等の問題から再生可能エネルギー等の新エネルギーの開発利用がさかんに進められている。化石エネルギーに代わるクリーンなエネルギーのひとつに水素エネルギーがあり、水素の貯蔵方法のひとつとして水素吸蔵合金(以下 MH)が研究されてきた。MH の応用のひとつとして MH に熱を与えることにより発生する水素圧から駆動力を得るMH アクチュエータが開発されている。本研究は、MH アクチュエータを利用した海水汲み上げ装置を試作し、その室内試験により装置の性能・特性を把握するとともに、実用化に向けて検討を行ったものである。
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