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 茨戸川の富栄養化に関する総合的解析 その2 -負荷収支の推定と生態系モデルによる水質シミュレーション-

作成年度 2004年度
論文名 茨戸川の富栄養化に関する総合的解析 その2 -負荷収支の推定と生態系モデルによる水質シミュレーション-
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 北海道開発土木研究所月報 第615号
発表年月日 2004/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
環境研究室杉原 幸樹(SUGIHARA Kouki)
福田水文センター濱原 能成(HAMAHARA Yoshinari)
シン技術コンサル加藤 晃司(KATO Koji)
環境研究室中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto)
抄録
札幌市の北部に位置する茨戸川は、 昭和8年 (1933) の石狩川のショートカットによって形成された水域である。 茨戸川は閉鎖性が高く、 流れが停滞することや周辺からの汚濁負荷の流入などにより富栄養化現象が発現してきた。 このような富栄養化傾向を改善するためには、 水域を流域の視野から捉えた水管理・汚濁負荷管理や、 水域内の水質の空間分布や形成要因の把握が必要である。 そこで本研究では、 汚濁物質の負荷収支を明 らかにし、 茨戸川の水質形成要因について考察を行った。 結果は茨戸川の地理的特徴上、上部・中部・下部湖盆に分けて整理したところ、 どの湖盆においても底泥からの負荷供給の寄与が大きいことがわかった。 また、 前報1)に示した水収支、 流動・水温計算結果をもとに、 生態系モデルによって水質のシミュレーションを行った。 ここでは、 水温等による出現藻類の違いや、 底泥からの栄養塩負荷などを考慮することにより、 十分な精度をもったモデルを構築することができた。
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