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 盛土底部の液状化による地震時沈下の簡易予測と補強技術

作成年度 2010年度
論文名 盛土底部の液状化による地震時沈下の簡易予測と補強技術
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第688号
発表年月日 2010/09/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム林 宏親(未記入)
寒地地盤チーム西本 聡(未記入)
寒地地盤チーム橋本 聖(未記入)
寒地地盤チーム梶取 真一(未記入)
抄録
北海道において発生したいくつかの大規模地震によって、高有機質で特異な工学的性質を有する軟 弱地盤である泥炭地盤上の道路盛土ならびに河川堤防に大きな被害が発生した。しかし、その耐震性 の評価手法ならびに合理的な補強技術などは明確にされていない。  そこで、泥炭地盤において特徴的に見られる、沈下して地下水位以下に埋没した盛土底部(沈下盛 土層)の液状化現象を対象に、動的FEM 解析などを実施し、地震時沈下量を検討した。その結果、 沈下盛土層の液状化抵抗率が小さくなるに従ってFEM 解析から得られた沈下率(沈下量/ 盛土高)が 大きな値となり、両者には相関関係が認められた。さらに、その関係などを利用して、盛土の地震時 沈下量の簡易的な予測ができることが明らかとなった。さらに、動的遠心模型実験を実施し、耐震補 強技術について検討した結果、ふとん籠による補強が効果的なことがわかった。
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