作成年度 | 1994年度 |
---|---|
論文名 | 熱収支を考慮した流域スケールの時間融雪流出量の推定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1995/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
水工部長 | 星 清(HOSHI Kiyoshi) |
環境研究室 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
抄録 |
---|
積雪寒冷地において、春先の融雪量を把握し、予測することはダムや河川管理にとって重要な課題である。とくに、防災面では時間ごとの融雪流出量を把握し、融雪出水に対処することが必要である。時間融雪量を的確に推定するには積雪層の熱収支を考慮する必要があり、その方向性に沿って、様々なモデルが提案されているが、流域スケールで普遍的に実用化されうる手法の開発が望まれる。本報告においては、定山渓ダムの上流にある滝の沢川流域(11.8k㎡)を対象として、熱収支を考慮して推算された融雪が積雪層内を浸透して河川に流出するまでの過程をモデリングしている。この際、熱収支的に推算される流域全体の融雪量は、河川流量から成分分離AR法によって逆探される融雪量を拠り所に調整できるとして、それに沿って融雪モデルのパラメータも設定している。この結果、流域全体の融雪流出量が的確に推算できた。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |