作成年度 | 1996年度 |
---|---|
論文名 | 豊平峡ダムにおける湖岸緑化試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/11/06 ~ 1996/11/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
石狩川開発建設部 | 村崎 弘(MURASAKI Hiroshi) |
北海道開発局建設部 | 吉井 厚志(YOSHII Atsushi) |
環境研究室 | 藤田 満士(FUJITA Mitsushi) |
抄録 |
---|
近年、全国のダム湖岸において、植生導入の試みが盛んにおこなわれるようになった。一般にダム湖岸は水位低下時に、植生のない部分が水平な帯となって取りまいている場合が多く、それを緑化することが求められている。これは、良好な景観を創造するとともに、裸地の侵食によるダム湖岸への土砂流入を抑えることも目的としている。また、ダム湖周辺の生態系への影響を緩和する効果も期待されている。[*]しかしダム湖岸は、年間を通じて水位変動が大きく、水没、波浪、侵食などの環境圧が強いため、植生の定着には困難がつきまとう。特に北海道などの積雪寒冷地においては、湖岸斜面の雪や氷の活動に伴って、植生や表土が削剥されるという大きな問題がある。[*]本報告では、以下のような問題の克服を目指し、1989年から湖岸緑化の努力が続けられている豊平峡ダムにおいて、過去の成果を踏まえて1992年に実施した植生導入試験の結果と、今後の進め方に対する提言をまとめ、報告する。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |