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 河川管理施設に対する津波外力評価手法の開発とその活用について

作成年度 2013年度
論文名 河川管理施設に対する津波外力評価手法の開発とその活用について
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数) 寒地土木研究所月報 第724号
発表年月日 2013/09/10
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地河川チーム阿部 孝章(ABE Takaaki)
寒地技術推進室道東支所佐藤 好茂(SATOH Yoshishige)
寒地河川チーム伊藤 丹(ITOH Akashi)
寒地機械技術チーム大槻 敏行(OHTSUKI Toshiyuki)
北海道開発局河川工事課河川技術専門官加納 浩生(KANOH Hiroki)
抄録
本研究は津波遡上域に設置された河川管理施設への波圧を評価する手法を提案するものである。 2011年東北地方太平洋沖地震津波は北海道の10の1級河川に遡上した。新釧路川では遡上した津波が 樋門ゲートに衝突する映像が捉えられた。本研究は、河川津波と樋門ゲートのような河川管理施設の 相互作用解析のために2次元粒子法に基づくモデルを構築することを目的としている。著者らが利用 する手法は2次元Moving Particle Semi-implicit(MPS)法に基づくものであり、これは自由水面を 持つ非圧縮粘性流体の流れの計算のために提案された手法である。3種の数値実験、すなわち静水圧、 ダム崩壊流れによる衝撃力、激しいスロッシング問題に適用することでコードの妥当性を検証し、水 の大変形や分裂が伴う流れ解析への適用性を示した。その後、波の特性と河川管理施設への最大作用 波圧の検討を行うため、本手法を樋門への津波侵入シミュレーションに適用した。
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