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発表 北海道山間部における酸性雨影響調査

作成年度 1998年度
論文名 北海道山間部における酸性雨影響調査
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会第53回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/10/04 ~ 1998/10/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
(財)日本気象協会北海道本部中村 一樹(NAKAMURA Kazuki)
環境研究室宮原 雅幸(MIYAHARA Masayuki)
抄録
現在、地球環境に関して、温暖化、オゾン層破壊等の諸問題を抱えており、今後こうした問題は地球環境に大きな変化をもたらす恐れがある。その中で生物などへの短期的・直接的な影響、河川や土壌などの自然環境への長期的な影響が現れるものとして酸性雨問題がある。本調査では、局地的人為的汚染の比較的少ない山間部を対象として北海道の定山渓ダム、岩尾内ダム、十勝ダム、留萌ダムを対象として週サイクルで降雨を採取し、そのpHの変化状況の把握、並びに河川への影響調査を実施した。その結果、降雨のpH値は、冬季に低く春季あるいは夏季に高いことがわかった。また、影響調査では、融雪期に河川のpH値がやや低下するものの、今のところ顕著な酸性化現象が現れていないことが確認された。
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